雨キャンプの対策ガイド!準備、設営、そして楽しみ方まで徹底解説。

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 「せっかく楽しみにしていたキャンプなのに、予報は雨に・・・、どうしよう?」

 キャンプをしているとこんな事は珍しくなく、むしろ最高のキャンプ日和に恵まれる事のほうが珍しいかもしれません。

 「テントが濡れる、足元が悪い、片付けが大変」等々、雨キャンプには確かに面倒なイメージがつきまといます。

 しかし、事前にしっかり対策をして臨めば、雨キャンプは決して過酷なものではなく、むしろ晴れの日以上に印象に残るキャンプになることも少なくありません。

 しとしとと降る雨音に包まれながら、テントの中で温かいコーヒーを飲む時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる極上の癒やしです。

 しかし、事前の準備や対策を怠ると、ギアがびしょ濡れになったり、体が冷え切ったりと「苦行」になってしまうのも事実。

 本記事では、キャンプ初心者の方でも安心して雨キャンプを楽しめるよう、準備・設営・装備・過ごし方・注意点までを丁寧に解説します。

 この記事を読み終える頃には、雨キャンプへの苦手意識が、きっと前向きなものに変わるはずです。

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目 次

雨キャンプは本当に大変?

 雨キャンプが敬遠される理由は、「不快そう」「失敗しそう」という不安が先に立つからではないでしょうか。

 しかし実際には、小雨程度の雨キャンプであれば、それなりのメリットも数多く存在します。

 まず大きいのが、人が少なく静かな環境で過ごせることです。

 週末でもキャンプ場が空いていることが多く、隣サイトとの距離が広く取れる場合もあります。

 これは晴天時にはなかなか得られない贅沢です。

 さらに、雨音にはリラックス効果があり、自然の中で過ごしている実感が強まります。

 また、虫が少なくなる点も、特に夏場は嬉しいポイントです。

 このように、雨キャンプは「大変なキャンプ」ではなく、「性質の違うキャンプ」だと考えると、見え方が変わってきます。

雨キャンプは「準備」が9割!

 キャンプの朝、空がどんよりしていても、しっかりとした準備さえあれば慌てる必要はありません。

 まず大切なのは、「本当に行くかどうか」の判断基準を持つことです。

雨天決行の判断基準(風速と降水量の目安)

 雨そのものよりも、キャンプで警戒すべきはむしろ「風」です。

 目安として、風速5m/sを超えると設営が困難になり、10m/sを超えるとタープやテントが倒壊する恐れがあり非常に危険です。

 降水量については、1mm程度なら「しとしと」と降る程度ですが、5mmを超えるとバケツをひっくり返したような降り方になります。

 初心者のうちは、風が弱く、降水量が少ない予報の時だけ決行するようにしましょう。

「絶対に無理をしない」のが、長くキャンプを楽しむ最大のコツです。

サイト選びの重要性

 雨キャンプを快適にするには、キャンプ場選びも重要です。

 土のサイトはぬかるみやすく、靴やギアが泥だらけになってしまいます。

 おすすめは「砂利」や「芝生」のサイトです。

 特に砂利は水はけが良く、地面がぐちゃぐちゃになりにくいのが特徴です。

 また、高低差があるキャンプ場なら、くぼ地を避けて少し高い場所のサイトを選ぶと、浸水の被害を最小限に抑えられます。

天気予報のチェック方法

 山の天気は変わりやすいため、一般的な天気予報だけでなく「雨雲レーダー」が見られるアプリを活用しましょう。

 1時間ごとの雨の強さが分かれば、「雨が弱まるタイミングを見計らって設営する」といった戦略が立てられます。

雨の日の設営

 雨の日のキャンプで一番の山場は、なんといっても「設営」です。

 ここでどれだけ濡れずにベースキャンプを作れるかが、その後の快適さを左右します。

タープの下での設営が基本

 雨の日、まず最初にやるべきことは「タープ」を張ることです。

 大きな屋根さえ先に作ってしまえば、その下で濡れずにテントの準備ができます。

【雨の日の設営手順】

◆ 出来れば、自宅で一度設営練習をしておく事をおすすめします。
 それによって、設営の余裕がまったく違います。

◆ 水捌けの良い設営場所を決める。

◆ 風向きを見てテントの向きを決める。
 (雨が入り込まないよう風下にいる愚痴を向ける)

◆ レインウェアを着て、まずはタープを設営する。

◆ タープの下にテントのパーツを運び込む。

◆ タープの下でテントを組み立てて配置する。

◆ テントの向きを調整したら、ペグをいつも以上にしっかりと打ち込む。

 このように「屋根から先に作る」流れを意識するだけで、テントの内部を濡らさずに済みます。

浸水を防ぐ!グランドシートの正しい敷き方

 テントの下に敷く「グランドシート」は必須ですが、使い方に注意が必要です。

 シートの端がテントのフライシートからはみ出していると、そこを伝って雨水がテントの底に溜まり、結果として浸水の原因になります。

 グランドシートは必ずテントの底面よりも数センチ内側に折り込んで、雨を受け流すようにしましょう。

雨水の通り道を作る

 タープに水が溜まると、その重みでポールが折れたり、タープが倒壊したりすることがあり、注意が必要です。

 これを防ぐために、タープの一部を低く設定して「水の通り道」を作ります。

 方法としては、ガイロープ(引き綱)を使ってタープの端をぐっと引き下げ、V字の溝を作ることで、雨水をスムーズに地面へ逃がすことができます。

 なお、地面へ逃した雨水がテントに入り込まないよう、水を流す方向に注意して下さい。

雨の日を最高に楽しむ「おこもりキャンプ」!

 設営が終われば、あとは楽しむだけ!雨の日だからこそできる、贅沢な過ごし方をご紹介します。

雨音をBGMに贅沢な時間を

 キャンプと言えば「アクティブに遊ばなきゃ」と焦りがちですが、雨の日こそ堂々と「何もしない」を楽しめます。

 テントの幕を打つ雨音は「f分の1ゆらぎ」というリラックス効果があると言われています。

 お気に入りの本を読んだり、家族や友人とカードゲームに没頭したり。スマホを置いて、静かな時間に身を任せてみてください。

雨の日こそ美味しいキャンプ飯

 雨の日は外で遊べない分、料理に時間を掛けられるため、普段キャンプでは食べられないような手の込んだメニューを試そう、と言う記事を読んだりします。

 しかし実際には、雨を避けるためにタープの下や、前室を利用して作る事になりますので、Yobo爺の場合は手の込んだメニューは作りません。

 と言うか、天気の良い日も作りませんが。

 ですので、雨の日は調理の手間を減らすことが重要ですにおで、市販のスープを利用した簡単な鍋料理や、レトルト食品などが失敗が少なくて体も温まります。

 雨音を聞きながら温かい料理を食べる時間は、晴天時とは違った特別感がありますので、無理に凝った料理を作らず、「楽で美味しく、温まる料理」を優先しましょう。

雨キャンプのNG行動

 雨キャンプで注意すべきは、濡れたままで過ごさない事で、季節によっては低体温症になりかねませんんので、早めに着替える事が重要です。

 また、川沿いや傾斜地での設営は増水や土砂の危険があるため避けるべきです。

 「せっかく来たから」と無理をせず、状況次第ではキャンプを中止するか、もしくは途中で撤収する判断も必要です。

雨キャンプの必須ギア

 雨キャンプを成功させるには、道具選びが非常に重要です。

レインスーツや長靴

 「設営の時だけ着るから、安いもので大丈夫」と思うかもしれませんが、雨の日は湿度が高いので、汗でレインスーツの中がびしょ濡れになってしまいます。

 出来れば、高価にはなりますが「ゴアテックス」などの透湿防水素材のレインスーツが、中も蒸れなくて快適です。

 また、靴は脱ぎ履きしやすい長靴や、防水加工されたアウトドアシューズがベストです。

 身体や足元が濡れると体温が奪われやすいため、この二つのアイテムは投資する価値があるポイントです。

防水バック

 雨の日の撤収の最強の味方は「大きなゴミ袋(45L〜70L)」です。

 濡れたテント、タープ、汚れた服をそのまま放り込んで持ち帰れるので非常に便利ですので、多めに用意しておきましょう。

 また、中身を濡らしたくない着替えや寝袋は、防水のドライバッグに入れておくと安心です。

予備のタオルと着替え

 「これでもか!」というくらいの予備のタオルを持っていきましょう。

 濡れた体を拭くのはもちろん、テントに入る前に足を拭いたり、ギアに付いた泥を落としたりと大活躍します。

「撤収」をスマートにこなす

 楽しいキャンプも終わり、雨の中での撤収は最後の踏ん張りどころです。

ゴミ袋撤収

 雨の中、綺麗にテントを畳もうとするのはNGです。

 余計に濡れますし、自分も疲れてしまいます。

【雨の日の撤収手順】

◆ テント内の荷物を先に車へ積み込む
 (この時もタープを最後まで残しておく)。

◆ テントやタープをバサバサと振って、できるだけ水滴を落とす。

◆ そのまま丸めて、大きなゴミ袋へドサッと入れる。

◆ 帰宅してから、晴れた日にゆっくりメンテナンスする。

 この「ゴミ袋撤収」という割り切りが、雨キャンプを嫌いにならない秘訣です。

帰宅後のメンテナンス

 雨キャンプで最も重要なのは、帰宅後の乾燥です。

 濡れたまま放置すると、たった1〜2日でカビが発生し、せっかくのお気に入りのテントが台無しになってしまいます。

【雨後のメンテナンス】

◆ 自宅のベランダや庭で広げて乾燥。

◆ 浴室乾燥機を活用する。

◆ 近所の公園(設営OKな場所)で短時間設営して乾かす。

◆ キャンプ用品の「クリーニング・乾燥サービス」を利用する。

◆ 部屋に広げ、エアコンや除湿器を使って乾燥させる。

まとめ: 雨キャンプはクセになる

 雨キャンプの対策ガイド、いかがでしたか?

 最初は不安だらけの雨キャンプも、一度経験すると「意外といける」と感じる方が多いようです。

 「雨の日のキャンプ」は、決して残念なイベントではありません。

 適切な装備と少しのコツさえあれば、晴れの日以上に記憶に残る、特別な時間になります。

 しっとりと濡れた森の緑、タープを叩くリズムの良い雨音、そしてテントの中で感じる家族や友人との一体感。

 もし次のキャンプが雨予報だったら、「よし、おこもりキャンプを楽しもう!」と前向きに準備を始めてみてはいかがですか?

 きっと、今まで知らなかったキャンプの新しい魅力に出会えるはずです。

 それではまた!

 

 

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