
今回は、フライフィッシングを超快適に楽しむためのウエアについてご紹介します。
フライフィッシングは自然と一体になれる最高の趣味ですが、長時間の釣行で快適さをキープするには、適切なウェア選びが超重要になります。
この記事では、フライフィッシングを快適に楽しむためのウェア選びのポイントを徹底解説しますので、これを読む事でどんな状況でもベストコンディションで釣りに集中できます。
なお、ここではドライフライフィッシングを楽しむためのウエアになります。
それでは始めます。
基本ウエア
アンダーウエア
春先の解禁当初は水温も低く、川に立ち込むとかなり冷えますので、アウトドア用の速乾性のあるタイツやインナーを着用することをすすめします。
晩春から夏場、そして秋は、水温も高くなるためタイツは必要ありませんが、上半身は速乾性に優れたTシャツを着用し、汗をかいてもそれを吸い取り、すぐには発散させる機能性ウエアがおすすめです。

ソックス
ソックスは目立たない存在ですが、非常に大事なウエアになります。
防水のウェーダーを履いて長時間川に立ち込んで釣りをしますので、足は蒸れてしまいますので、吸湿速乾性に優れた素材のアウトドア用のソックスが快適でおすすめです。
水温が低い春先は中厚手のものを、夏場以降は薄手のものを履くことにより快適に釣りが出来ます。
また、五本指のソックスが水虫予防の効果もありますし、履いていて疲れにくいためおすすめです。

パンツ
防水のウェーダーを履きますのでどうしても蒸れるため、パンツもアウトドア用の機能性素材のものが快適で、トレッキング用のものが伸縮性が有り疲れなくて快適でおすすめです。
春先は中厚手のものを、晩春以降は薄手のものが快適です。
速乾性のウエアは、汗をかいてもべたつかず、動きを妨げませんので疲れにくく、またウェーダーを脱いだ後は素早く乾くので超快適です。
シャツ
春先の肌寒い時期は、メリノウールなどの厚手の吸湿速乾性、そして保温性と通気性を併せ持った機能素材のシャツがおすすめです。
晩春以降は、薄手の機能性素材のものがおすすめですが、同時に強い日差しから肌を守るUVカット素材を併せ持ったシャツがおすすめです。
アウター(レインウエア)
アウターは防水透湿素材のものがおすすめで、暑い時はフィッシングベストの背面に収納しておき、また寒い時にはそれを出してウインドジャケットや防寒ウエアとして使用します。
ベストの背面に収納しますので、可能な限り薄手のものが便利ですし、雨が降った時はレインウエアとしても使用できるものがベストです。
なお、川に立ち込んで釣りをしますので、ショート丈のアウタージャケットやアウターパーカーがおすすめです。
フィッシングウエア
ウェーダー
ウェーダーにはストッキングフットウェーダーとブーツフットウェーダーの2種類があり、それぞれに特徴がありますのでご紹介します。
また、ウェーダーに関してはゴアテックスなどの防水透湿素材のものがおすすめで、防水だけの素材のものと比べると快適性は全く違います。
特に晩春以降は防水透湿素材以外は考えられないくらいですし、一度履いたら手放せなること間違いありません。

ストッキングフットウェーダー
ウェーダーにネオプレン製のソックス部分がついているもので、別途ウェーディングシューズを履いて使用します。
自分が動きやすいシューズの種類を選べるため、川底の状況に合わせてシューズをを変えることが可能です。
また、シューズは靴ひもでしっかりと密着させる事が出来るため、歩いても靴の中で足が暴れることが無いため、歩きやすくて疲れにくくなっています。
ただし、脱着に時間が掛かるため、ポイント移動する際の脱ぎ履きに時間が掛かりますし、別途シューズを購入しなければなりませんので費用が余計に掛かってしまうというデメリットもあります。
川通しで長時間歩く場合にはおすすめのウェーダーです。
ブーツフットウェーダー
長靴に似たブーツがウェーダーと一体化しているタイプのものです。
ウェーディングシューズを別に用意する必要がなく、すぐに履けるのが特徴で、脱ぎ履きが非常に簡単なため、川通しで歩くのが困難で車移動が多い川におすすめです。
しかし、手軽に脱ぎ履きできる反面、フィット感や歩きやすさはストッキングフットウェーダー若干劣ります。
ウェーディングシューズを購入する必要もありませんので、費用を抑えることが出来ますし、脱着が楽で手軽に履けるのが魅力です。
爺は防水透湿素材のブーツフットウェーダーを履いていますが、非常に手軽で快適なので気に入っています。
購入の際には、自分の足のサイズにフィットするサイズを履かないと、足が暴れてしまい疲れやすくなりますので、初めて購入する際は試し履きは必須です。
ウエストベルト
ウェーダーを履いて釣りをする場合、もしも転倒してしまうと川の水がウェーダー内に入り、身動きが取れなくなり、流されてしまいますので、ウエストベルトは必ず着用して下さい。
ウエストタイプのウェーダーの場合は、ウェーダーについているベルトを締めればいいですが、胸までのチェストタイプのウェーダーはウエストベルトを締めないと転倒した場合に簡単に水が浸入します。
爺の場合は、ウエストベルトの代わりにウエストバックを使っていて、それに飲料水やおにぎりなどを入れて持ち運び、同時に水の侵入を防いでいます。
非常に便利でいいですよ。
フィッシングベスト
フィッシングベストは必須で、特にフライフィッシング専用と言われるものがおすすめです。
フライフィッシングはフライボックス、各種フロータント、各種ティペット等々、たくさんの小物を入れて持ち運ぶためには、区分けされたたくさんのポケットが付いているフライ専用のものがおすすめです。
また、いろんな素材のベストがありますが、夏場はメッシュ素材のものが通気性が有り快適です。
ちなみに爺は、オールシーズンメッシュ素材のフライベストを着用していますが、背中が蒸れにくくて非常に快適です。
キャップ&ハット
キャンプやハットは非常に大切なウエアで、強い日差しから頭を守ったり、万が一転倒した場合に頭を衝撃から守ったり、保護具的な役割をこなします。
また、キャップやハットのつばが、直射日光から目を守ったり、日影を作ることにより眩しさを防ぐ役割もあり、川の中を見やすくすることが出来ます。
春先などの朝晩が肌寒い季節は保温性のあるものが良いですし、晩春以降はメッシュ素材のものが快適でおすすめです。
なお、黒いキャップやハットは、蜂が寄ってきやすくなりますので、出来れば明るめの色のものがおすすめです。
黒色は、蜂蜜を奪う熊に似ているためで、それを防ぐためによってきやすくなるみたいですので、お気を付けて下さい。
アイウエア(偏光サングラス)
フライフィッシングで言うアイウエアとは、偏光サングラスの事を言い、水面のギラツキを無くし、川の中を見やすくするサングラスの事です。
偏光サングラスが無ければ釣りにならないくらい大事なアイテムで、これが無いと魚の動きが分からなかったり、そもそも魚の存在を確認できないため、釣れる確率が全く違ってきます。
しかし、どんな偏光サングラスでもいいわけではなく、ある程度高価なものが必要になります。
安価なものはレンズが微妙に歪んでいたりするので、使用しているうちに目が疲れてきたり、最悪は頭痛がしたりしますので、出来る限り高性能なものが目が疲れずにおすすめです。
ちなみに爺は、TIEMCOのサイトマスターという偏光グラスを使用していて、2万円を超える高価なものですが、購入してから10年程経ちますが、今でも現役で使用しています。
あた、安価なものと比べると、川の中の見え方も全く違いますので、チャンスがあったら見比べてみて下さい。
まとめ
今回は、フライフィッシングを超快適に楽しむためのウエアについてでしたが、いかがでしたか?
今回ご紹介したような機能性素材のものや、高性能なウエアは、必ずしも必要と言うわけではありませんが、快適に釣りを楽しむためにおすすめなウエアになります。
多少であれば我慢しながらでも釣りは可能ですが、長時間、そして何回もそれを我慢しながら釣りを続けるのはくつういがいなにものでもありません。
今回ご紹介したウエアは高価なものになりますので、一度に揃えるには負担が大き過ぎるため、少しずつ揃えて行くのもおすすめです。
今回の記事を参考に、是非快適なウエアで超快適に釣りを楽しんで下さい。
それではまた。

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