改造クーラーBOXの保冷力検証。100均グッズで保冷力がUP!

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 今回は、前回改造したクーラーボックスの保冷力がアップしているどうかの検証です。

 実際に改造したのは2024年の6月で、別の記事でも紹介済みですが、改めて紹介する事で保冷力アップに繋がればと思います。

 改造方法はいたって簡単ですので、この記事を参考にチャレンジしてみてはいかがですか。

 せっかく改造したのに保冷力が落ちているという事は無いと思いますが、ほとんど変わっていないのか、それともアップしているのか、不安でもありますが楽しみでもあります。

 それではさっそく始めましょう。

目 次

改造前の保冷力検証

 先ずは、改造前の Shimanoスペーザライト35L キャスター の保冷力を確認しておきます。

 スペーザシリーズ35L の中では最も安価で保冷力も一番低いクーラーボックスですが、実際にどのくらいの保冷力があるのか検証してみます。

 本来であれば、スペーザシリーズ35L の他のモデルとも比べてみたいのですが、友人や知人にスペーザシリーズ35L を使っている方がいなかったので、1機種のみでの検証になります。

検証方法

 検証方法は以下の通りです。

検証方法

●クーラーボックスの予冷は行わない。
●検証する部屋のエアコンは停止した状態で30℃前後とする。
●凍らせた1Lのペットボトル2本をクーラーボックスに入れる。
●12時間後にクーラーボックスからペットボトルを取り出す。
●溶けた水をペットボトルから出す。
●残った氷の重さを測定。

 以上により実施しました。

 これを、ノーマルの状態と改造後のクーラーボックスで行い、保冷力を判定します。

  残った氷の重量が重いほうが保冷力が高いという事ですが、仮に改造したほうが残った氷が少なかった場合は、改造が大失敗という事になります。

 12時間としたのは、朝早くに釣りに出掛け、釣った魚をクーラーに入れて自宅に帰るとなると12時間程度かなと思いこの時間にしました。

 本来は釣りと同じような条件の屋外の日光が当るところで検証したいところでしたが、陽が陰ったりして条件が違ってくると比較にならないので、条件を揃えやすい屋内での検証としました。

改造前の保冷力検証

 それではクーラーボックス改造前の保冷力を検証していきます。

検証スタート

 クーラーボックスと温度計を用意します。

 クーラーボックスは予冷などは一切していませんし、エアコンを切った状態の部屋に1時間ほど放置した状態で開始します。

 ちなみに温度計も100円ショップで購入したものです。

 検証開始時の室温は29℃でした。

 当然日中は室温が上昇すると思いますが、日中は誰も居ないのでどのくらい上昇しているかは不明です。

 本来は日中の室温も同じにする必要があると思いますが、これに関しては勘弁して下さい。

 ただし、室温の違いによる影響を最小限にするために、クーラーボックスは直射日光の当たらない場所に置いて検証しています。

 

 1Lのペットボトルに水を入れて凍らせて、丸1日24時間経過したものを2本入れて検証です。

 今回使用したのは、炭酸水が入っていた硬めのペットボトルです。

 柔らかいペットボトルは変形したり壊れたりするので注意して下さい。

 これがペットボトルを入れた状態です。

 蓋をロックして12時間放置し、氷がどれくらい残っているか確認します。

12時間経過

 12時間が経過したので、残った氷の重さを確認していきます。

 12時間経過後に蓋を開けた写真になります。

 蓋を開けた瞬間の冷気の広がりは最高に気持ちよかったです。

 

 ペットボトルを取り出した写真になります。

 見た感じでは氷の半分くらいは残っているように思います。

 氷が全部溶けてしまっていては検証にならないのでひと安心です。

 

 ペットボトル内の水を全て排出します。

 室温が高く、氷がどんどん融け出す可能性が有るため、作業は素早く行います。

 1本目のペットボトルに残った氷の量を測定します。

 

 1本目のペットボトルは、

 残重量 W=599.0g でした。

 1Lのペットボトルですので、半分以上残っていることになります。

 予冷もしていない状態でスタートしたので、正直もっと氷は減っていると思っていましたが、これだけ残っているのは嬉しい誤算でした。

 2本目のペットボトルの測定です。

 

 2本目のペットボトルは、

 残重量 W=604.5g でした。

 1本目との差は5.5gですので、ほぼ同じと言っていいと思います。

 12時間、一度も蓋を開ける事も無かったので、実際に釣りに持って行った場合とは違うと思いますが、ノーマル状態でも十分にオフショア用のクーラーボックスとして使用可能だと思います。

 また、この保冷力があれば、キャンプでもキンキンに冷えたビールを飲むことが出来ると思いますし、改めて釣り用のクーラーボックスの保冷力の高さを再確認できたと思います。

改造後の保冷力検証

 それではいよいよ改造後の保冷力を検証していきましょう。

 なお、当然の事ですが、検証方法は改造前の方法と同じです。

改造後の検証スタート

 先ずは室温30℃前後の部屋に1時間ほど放置しておきます。

 改造前の検証と同じく、1Lのペットボトルを凍らせて24時間経過したものをクーラーボックスに入れます。

 蓋を閉めてサイドもロックします。

  温度計のアップを撮るのを忘れてしまいましたが、検証開始時の室温が30℃で、前回より1℃高くなっていました。

 前回の検証と同じで、エアコンを消した室内の、直射日光が当たらない箇所へ置いて、12時間放置します。

 この日も前回同様、晴天で最高気温が30℃を超える予報だったので、クーラーボックスを置いた部屋の温度は40℃以上にもなっているのではないでしょうか。

12時間経過

 12時間経過したので蓋を開けてみます。

 前回と同様、氷は残っているので一安心です。

 見た感じでは、残っている氷は前回と同じくらいですが、前回と比べても量ってみないと分からないくらい微妙な量です。

 減っていなければいいのですが、何か心配です。

 

 溶けた水を排水し、残った氷を重さを量ります。

 1本目は、

 残重量 W=642.5g でした。

 1本目は前回より残っていたので少しほっとしました。

 

 2本目を量ります。

 2本目は、

 残重量 W=655.0g でした。

 2本目も残った氷の量が増えていました。

 

 以上、クーラーボックス改造後の保冷力の検証でした。

比較検証

改造前と改造後の比較表になります。

項 目改造前改造後
検証前のペットボトルの重量2,000.0g2,000.0g
1本目の残重量599.0g642.5g+43.5g
2本目の残重量604.5g655.0g+50.5g
残存重量計1,203.5g1,297.5g+94.0g
残存率(%)60.2%64.90%+4.7%

 改造後は氷が94g、普通のコップで約半分の量の氷が残ったという結果になりましたが、これによって保冷力がどのくらいアップしたのかは判断が付きません。

 分かった事は、100円ショップのグッズで改造したクーラーボックスの保冷力がアップしたという事実です。

 スペーザシリーズ35Lで一番安価なスペーザライト35L キャスターが、スペーザリミテッド35L並みに保冷力がアップしたのか、それともプレミアムと同等の保冷力にアップしたのか比べようもありません。

 しかし、確実に保冷力がアップしたのは間違いありませんし、数百円でこれが出来たというのは、コスパ最強で超簡単な保冷力アップ方法ではないでしょうか。

 こうなると、いつかは実際にスペーザベイシスやリミテッドと保冷力を比べてみたいですね。

アップデート

 今回の改造によって保冷力がアップした事は確認できましたし、嬉しい限りでもありますが、細部を手抜きしてしまいましたし、まだ保冷力をアップさせる事は可能だと思います。

 さらにアップさせるためにはどんな改造が出来るか考えてみようと思いますし、次回のアップデートの際にもコスパ重視で100円ショップのグッズを使い改造したいと思います。

 近いうちにアップデートをしようと考えていますので、その際は再度記事にして皆さんにご報告する予定です。

保冷力のまとめ

 今回は、改造したクーラーボックスの保冷力を検証してみましたが、いかがでしたか?

 100円ショップのグッズを使用しての改造でしたが、保冷力はちゃんとアップしましたので、コスパ的には最強の改造と言えるのではないでしょうか。

 今シーズンも暑い夏を乗り切るために保冷力のさらなるアップを目指し、再度改造しアップデート出来ればと考えていますので、是非お楽しみに。

 そっれではまた!

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