スロージギングで釣れない原因10選|初心者が陥る罠と対処法

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 「スロージギングってもっと簡単に釣れると思っていたのに・・・」そんな悩みを感じている方は多いのではないでしょうか?

 実はスロージギングは、「ただジグを落としてしゃくるだけで釣れる」釣りではなく、極めて「理論的な釣り」なのです。

 釣れている人と釣れない人には、明確な“違い”があります。

 そして重要なのは、「釣れないのはセンスではなく「原因」がある」ということです。

 この記事では、「スロージギングで釣れない原因10選」と「それぞれの具体的な対処法」を、初心者でも分かりやすく解説します。

 この記事を読めば、「なぜ釣れないのか」がハッキリするはずです。

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目 次

スロージギングで釣れないよくある共通点

釣れている人と釣れない人の違い

 同じ船、同じポイントでも釣果に差が出る場合の多くは、「ジグの動きが全く違う」からです。

 スロージギングは「ジグの姿勢」「フォールの質」「タナの通し方」によって釣果が大きく変わる釣りです。

「感覚」でやっていると釣れない理由

 初心者ほど「なんとなく」や、「動画の真似」でしゃくりがちですが、スロージギングは「再現性が重要な釣り」でもあります。

 「なぜ釣れたのか」や「どの動きで食ったのか」、これを理解していないと、釣果は安定しません。

まずは「原因を知ること」が最短ルート

 ただ見よう見まねで闇雲にしゃくるよりも、釣れない原因を1つずつ潰していく方が圧倒的に早く上達します。

釣れない原因10選

原因①:ロッドの反発を活かしていない

 スロージギング専用ロッドは、一般的なジギングロッドとは全く別物です。

 高弾性カーボンにより、まるで「竹」のようにしなやかに戻る性質を持っていますので、これを活かす事が重要になります。


【原因:力任せのシャクリ】

 初心の方によく見られる事ですが、ジグを跳ばそうとして腕全体で大きくシャクってしまう事です。
 これではロッドの性能を活かしきれず、本来の役目である「ロッドの反発によるジグの自走」が起きません。

【対処法:リールの回転とティップの戻りを同期させる

 スローピッチの基本は「ロッドを曲げて、放す」ことです。
 リールを1/2回転、あるいは1回転させた際、ロッドのティップ(穂先)が元の位置に戻る「反発」の力を利用して、ジグを横に向けさせます。
 腕で上げるのではなく、ロッドに仕事をさせる意識持つことが大事です。

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原因②:PEラインの「太さ」と「伸び」を軽視している

 スロージギングにおいて、ラインは単なる「糸」ではなく、情報を伝える「神経」です。


原因:安心を求めて太すぎるラインを選ぶ

 「大物が釣れるかもしれないからPEは3号を巻く」というのは、スロージギングでは命取りです。

 太過ぎるラインは潮流の抵抗をモロに受け、水中で大きく弧を描く、いわゆる「糸フケ」が出てしまいます。
 この状態でいくらジャークしても、ジグにはその力が伝わらず、上手く動きません。

対処法:PEは1.5号を基準に

 近海ならPE1.5号、中深海や大物狙いでも2.0号を基準にすることをおすすめします。
 また、深場では低伸度なPEラインを選ぶことで、ジグの着底や魚の前アタリを鮮明に捉えることができます。

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原因③:「底が取れる」ジグの重さが基準になっている

 「底が取れる一番軽いジグ」を使っていませんか?

 それは、状況によってはある意味正解ですが、それだけでは不十分な状況のほうが多いのも確かです。 


【原因:水噛みが足りないスカスカの操作感】

 底は取れるけれど、シャクった時に手応えがあまりない状態。
 これはジグが潮流に流され、ロッドの反発が伝わっていない証拠とも考えられます。

【対処法:水深×2倍〜3倍を基本に】

 例えば水深100mなら200g〜300gを基準とし、潮が速い時はあえて重い350gを使うなど、適度にラインを張った状態にする事で、ジグにアクションを与えることが出来ます。
 風も無く鏡のような海面で、潮が全く動かないような状況の時は、軽いジグを漂わせるようにする事で、魚に口を使わせる事も出来ますが、そのような状況は極稀な状況といえます。

原因④:最強の武器「食わせの間」を奪っている

 スロージギングのヒットの大半は「フォール中(落下中)」に集中します。


【原因:絶え間なくシャクリ続けている】

 ジグの動きに魚が反応して魚が食い付くと考え、常にロッドを動かしていませんか?
 魚はジグが跳ぶのを見て反応し、ヒラヒラとフォールし始める瞬間に食い付きます。

【対処法:食わせの「間」を与える】

 ロッドをシャクリ、ティップ(竿先)が戻りきった後に、ジグがホバリングし、その後フォールし始める瞬間の「食わせの間」を作る事に意識を集中して下さい。
 この状態こそが、魚が最もジグにアタックしやすいタイミングです。

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原因⑤:ジグ着底後の立ち上がりが遅い

 根魚(ソイ、アイナメなど)を狙う際、最も重要なのはジグ着底直後の素早立ち上がりだと言われています。


【原因:着底してからハンドルに手をかける】

 ジグが底に着いてから「さて、巻こうか」では遅すぎます。
 魚は落ちてくるジグをずっと見ていますので、着底して動きが止まった瞬間に「偽物だ」と見切られる場合が多いのです。

【対処法:サミングを駆使し、着底と同時に巻き始める】

 スプールを指で押さえてサミングし、着底の「トン」という衝撃と同時にリールを巻き始めます。
 素早くジグを浮かせる事で、根魚のバイト率は劇的に向上します。
 Yobo爺の場合、着底を感じたら、サミングしていた指に力を入れてスプールを抑え、そのままロッドをシャクル事で、より早く立ち上がらせることが出来ます。
 また、素早くジグを底から引き離す事で、根掛かりを劇的に減らすことも出来ます。

原因⑥:一定のリズムで釣り続けている

 魚は、同じリズムの動きにはすぐに慣れてしまい、ジグを見切ってしまうと言われています。


【原因:ワンピッチジャークの繰り返し】

 常にワンピッチや1/2でシャクり続けていませんか?  
 また、常に1秒に1回のペースでシャクり続けていませんか?
 活性が高い時はこれでも釣れますが、渋い時はこれでは食いません。

対処法:様々なジャークやタイミングを組み合わせる】

 1/4回転などの細かい刻みで魚の興味を引き、突然1回転の大きなジャークから長いフォールを入れなど、様々なコンビネーションジャークを組み合わせる事が重要です。
 この「変化」が、追ってきた魚の捕食スイッチをオンにする場合があります。

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原因⑦:「棚(タナ)」を勘違いしている

 「根魚=底を叩く釣り」という思い込みをしている方が多いように思います。


【原因:底から3m以内しか探らない】

 もちろん根魚は底にいますが、三陸で人気の「アイナメ」は、底から10m、時には20m上までジグを追ってくる場合が多々あります。
 また、ヒラメの場合も、ベイトが浮いている場合は、底から10m程度まで追ってくる場合があります。

【対処法:その日の状況に合わせて棚を広く探る】

 底を取ったら、まずは10m〜15m上までしっかり探りながら、その日の状況を確認する事が大事です。
また、中層まで追わせてからフォールを入れることで、底付近では口を使わなかった魚に食わせるチャンスが生まれる場合もあります。

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原因⑧:フックセッティングがジグの邪魔をしている

 スロージギングは、フロント側とリア側の両方にツインフックをつけるのが基本ですが、ただ単にツインフックを取付ければいいわけではありません。


【原因:フック同士が絡む】

 シャクった時にフロントフックとリアフックが絡まってしまう(エビになる)と、ほとんどの場合はジグを回収して絡んだフックを外し、投入し直すという、非常に手返しが悪くなります。
 また、大き過ぎたり重すぎるフックは、ジグのひ動きを邪魔してしまう場合があります。

【対処法:ジグの全長に合わせたセッティング】

 フロントとリアのフックが、ジグの中央で重ならない長さのものを選ぶ必要があります。
 針先は常に鋭いもの(新品)を使うか、フックシャープナーで針先を研ぐなど、貫通性能の高いフックを使用するのが鉄則です。

原因⑨:「二枚潮」に気づかず釣りをしている

 海面付近の潮と、底付近の潮が逆に流れる「二枚潮」という潮に気付かないで釣りをしていることが考えられます。

 この「二枚潮」は、スロージギング最大の敵とも言えます。


【原因:手元の感度がなくなったのに同じ重さを使い続ける】

 「何をやってもジグの動きを掴めない」状態は、水中でラインが大きく弛んでいる可能性が大です。
 この状態では魚のアタリや、最悪は魚が掛かっても分かりませんし、アワセも効きません。

【対処法:ジグを重くし、ラインの角度を立てる】

 二枚潮などの複雑な潮流を感じたら、迷わずジグを重くし、ラインを垂直に近づけることで、水中の情報を手繰り寄せる事が出来ます。

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原因⑩:ジグのカラーと形状の「引き出し」が少ない

 「このジグで前回釣れたから」という成功体験が、時に邪魔をします。


【原因:自分の実績のあるジグしか使わない】

 その日のベイト(エサ)が小魚なのか、イカなのか、プランクトンなのかによって、反応する色も形も全く異なります。

【対処法:様々なジグを試す】

 自分の今までの実績に捕らわれず、様々なカラーや形状のジグを試してみてみる事も重要です。
 それを試してみる事で、今まで無かった情報を得ることが出来ますし、データが蓄積していきます。
 その日の潮流の速さによるジグの形状や重量、その日の海水の色によるジグのカラーへの魚の反応など、様々なデータの蓄積が、「引き出しの多さ」に繋がります。

初心者が特に意識すべき3つのポイント

 全部覚えるのが大変な方は、先ずは以下の3つを意識するだけでOKです。


【意識する3つのポイント】

◆ その日の潮流にジグの重さを合わせる。
◆ ジャーク後の「食わせの間」を意識する。
◆ タナを外さない

上記の3つを意識するだけでも釣果は大きく変わるはずです。

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それでも釣れない時のチェックリスト

 それでも釣れないときは、以下の項目をチェックして下さい。


【釣れない時のチェックリスト】

◆ ジグの重さは合っているか?
◆ 食わせの「間」を意識しているか?
◆ タナは合っているか?
◆ 同じリズムや動きばかりしていないか?

 以上をチェックするだけでも改善できる事は多いものです。

まとめ|「原因」が分かれば釣り方が変わる

 スロージギングで釣れない「10の原因」、あなたは心当たりはありましたか?

 もし一つでも「あ、これかも」と思う節があれば、次の釣行ではそこを意識して修正する事で、今までとは結果が違ってくるかもしれません。

 スロージギングは、道具、技術、そして「想像力」が噛み合った瞬間に、爆発的な釣果をもたらしてくれます。

 以前の記事で紹介したスロージギングの釣り方|基本アクションとフォールの使い分け完全解説も併せて読んでいただければ、より理解が深まるはずです。

 皆さんが全国の豊かな海で、記憶に残る一匹に出会えることを心から願っています。

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