「潮が動かない・重い日」のスロージギング攻略|釣れない時の打開策

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 「今日は潮が動かないから厳しいですね…」、船上でそんな言葉を聞いたことはありませんか?

 釣り人なら、誰もが一度は船上で天を仰ぎたくなるような状況に遭遇したことがあるはずです。

 ジグがスカスカと手応えなく落ちていく「動かない潮」や、ラインだけが横に膨らみ、ジグの重みだけがズッシリと腕にのしかかる「重い潮」など。

 こうした状況下では、多くのアングラーが「今日は運が悪かった」と諦めてしまいがちです。

 しかし、実はこうした「潮が動かない時や重い日」などの「最悪の潮」の時こそ、釣り人のスキルと戦略の差が最も顕著に現れる瞬間ではないでしょうか?

 本記事では、「低活性時・悪条件時のスロージギング攻略法」を余すことなく公開しますので、「釣れない日」を「釣れる日に変えるヒント」を、ぜひ持ち帰ってください。

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目 次

「潮が動かない」と「潮が重い」の違いを理解する

 まず理解すべきは、「潮が動かない」と「潮が重い」は違うという事を理解する事です。

 スロージギングにおいて、潮の状態を把握することは、ある意味魚を探すこと以上に重要と言えます。

 「潮が動かない」状態とは、海域全体の潮の流れが停滞しており、ジグに対して水圧(抵抗)が掛からないため、ジグが垂直にストンと落ちてしまう現象を指します。

 このような状況では魚の活性も低くなりやすく、いわゆる「口を使わない」状態となる事があります。

 一方で「潮が重い」状態は、必ずしも潮が止まっているわけではありません。

 多くの場合、表層と底層の流れが異なる「二枚潮」や、複雑な流れによってラインが大きく膨らみ、リールを巻く手に過剰な負荷がかかる状態を指します。

 「動かない潮」は魚にやる気がないことが問題であり、「重い潮」はアングラーの意思がジグに伝わらないことが問題なのです。

 この二つを混同すると、間違った対策(動かない日にジグを重くしすぎる、など)をとってしまうため、状況を把握する事が重要になります。

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「潮が動かない日」の攻略テクニック:食わせのスイッチを入れる

 潮の流れが無く、潮流による抵抗を感じない日は、ジグを「自走(横に向かせる)」させるためのきっかけをアングラーが自ら作り出す必要があります。


【潮が動かない日の攻略法】

◆ ジグを軽くする

 潮の抵抗がない分、軽い力でもジグは動きすぎてしまうため、普段よりジャークを緩めに行い、じっくりと魚にジグを見せる事が大事になります。

「間」の演出

 魚の活性が低い時は、激しい動きを嫌う傾向があります。
 ロッドを煽った後のフォール時間を通常より長く取り、ジグがフラフラと力なく漂う時間を意識的に作ってください。
 この「食わせの間」を演出することが、低活性時の最大の武器になります。

控えめなアクションのジグを使用

 弱ったベイトがふらふらと漂っているようなアクションのジグを使用する。
 活性が低い魚でも捕食できるように演出するのが有効。

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「潮が重い(二枚潮)日」の攻略テクニック:操作性を取り戻す

 潮が重い時に最優先すべきは「ラインを直線に近づけること」です。

 ラインが弛んでいる状態では、どんなに高級なロッドを使ってもアクションは吸収されてしまいます。


【潮が重い日の攻略法】

ジグ形状のセレクト

 抵抗の少ない細身のセミロングタイプ、あるいは裏面がV字にシェイプされた水切れの良いモデルを使う事でフォールが速くなり、ジグのコントロールがしやすくなります。

サミングの徹底

 ジグ投入時、スプールを親指で軽く押さえながら落とすことで、余計な糸フケを最小限に抑え、着底の瞬間を確実に捉えることができます。

ライン号数の調整

 抵抗を減らす最も有効な方法はPEラインを細くすることです。
 普段1.5号を使っているなら1.2号へ替えるなど、わずか0.3号の差が、海中でのラインの膨らみを劇的に抑えるいことができます。

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現場で潮の変化を読み解く「微細なシグナル」

 30年以上釣りをしてきて感じるのは、「潮は1日中同じという事は無い」という事です。

 渋い日ほど、わずかな「変化」を見逃さない眼が求められます。


【潮の変化を読む】

リールの巻き心地

 リールのハンドルを回した際、先ほどまでスカスカだった手応えが、わずかに「重く」感じられる瞬間があります。
 それは潮が動き出したサインですので、それを見逃さない事が重要になります。

ベイトの反応の変化

 魚探に映るベイトの群れが、バラバラの状態からひとかたまりに凝縮された時。それは周囲に捕食者が現れた、あるいは潮が動き活性が上がった証拠といえます。

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タックルセッティングによる打開策

 道具の力を借りることも立派な戦略です。


【タックルの変更】

ロッドの弾性の使い分け

 スロージギングで使われている一般的な高弾性ロッドを使い、いろいろ試しても反応が無い場合は、あえて低弾性のロッドに変える事で魚のアタリが増える事があります。
 また、その逆もあるので、ロッドの弾性を使い分けるのも有効な方法です。

フックの軽量化

 潮が止まっている時は、フックの重量すらフォールの邪魔になる場合があります。
 その場合は、細軸の軽量フックに変更し、わずかな水流でもフックが踊るようにセッティングするのも有効な場合があります。

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ターゲット別:渋い日のアプローチ法


【魚の食いが渋い場合の攻略法】

青 物

 潮が動かない時は、高速のコンビネーションで誘い上げ、その後急停止させるなぢ、「静と動」の差を極端に付ける事で、リアクションバイトを狙うのも有効です。

根 魚

 根魚の活性が低い場合はボトムに張り付いたり、陰に隠れている場合が多くなります。
 そのような場合は、ボトム付近~2m程度を、フォールの遅い比較的動きが控えめなジグでじっくりと攻める事が有効です。 

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いろいろ試してもダメな場合

 ここまで紹介してきた攻略法を様々試してもダメな場合は、思い切って「ポイントを移動」するのも有効です。

 「その日は何処も同じじゃないの?」と思う方もいると思いますが、海底の地形や水深によって潮流が違う場合がありますので、いろいろ探ってみる事をおすすめします。


【経験談】

 水深が70m付近で釣りをしていた時の事、全く潮が動かずに四苦八苦していましたが、知人の船に電話して状況を聞いてみたら「爆釣じゃないけど釣れてる」という事でした。

 ポイントを聞いたら「水深が55m~60m付近」という事だったので早速移動してみる事に。

 ポイントに到着し、早速ジグを投入してみると、僅かながら潮が動いており、魚も直ぐに反応してくれました。

 ほんの数百メートル程度陸側にいどうしただけなのですが、このように全く違う状況になる場合があるため、諦めずに移動してみる事をおすすめします。 

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潮が動かない・重い日でも釣れる人の共通点

 非常に渋い状況でも、船上で一人だけ釣果を上げている人っているもので、見ていると、その人達には共通点があります。


【渋い状況でも釣れる人の共通点】

◆ 状況判断が速い。
◆ 引き出しが多い。
◆ 考え方が柔軟。

 一言で言えば「経験値が違う」ということです。

 いろんな状況の中で、いろんな経験を積んでいるので、情報量が多く、その分引き出しも多くなるという事ですね。

 皆さんも、とにかくいろんな経験を積み、引き出しを増やしていって下さい。

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まとめ:スロージギングに「諦め」は不要

 潮が動かない、あるいは重すぎる、そんな状況は、決して「ハズレの日」ではありません。

 むしろ、自分自身の引き出しを試し、技術を磨くための絶好のチャンスです。

 今回紹介した対策を一つずつ試し、試行錯誤を繰り返して、重い潮の壁を突き破って手元に届く「ドンッ」という衝撃を感じて下さい。

 「潮が動かない日・重い日こそ、腕の差が出る日」であり、ある意味スロージギングの最も面白い瞬間でもありますから。

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