
今回は、Yobo爺のタックルボックスのご紹介になります。
使い始めて十数年経つのでかなりボロボロですが、これからタックルボックスを購入したり買い替えたり、またスタマイズを計画している方の参考になればと思います。
自分が使いやすいようににカスタマイズしてありますので、その内容や方法などについてもご紹介しますし、非常に簡単ですので、興味がある方は是非チャレンジしてみて下さい。
それでは始めます。
タックルボックス紹介
先ずは、Yobo爺が使っているタックルボックスをご紹介します。
以前は、ツールボックスとして販売されていましたが、今ではタックルボックスとして使う方が多くなり、メーカーのHPではフィッシングボックスとして紹介されるようになりました。
見ての通り、ロッドスタンドなどを取付けてカスタマイズしてありますので、その内容や方法などについてご紹介していきます。
カスタマイズ
ロッドスタンド
先ずは、ロッドスタンドのカスタマイズのついてご紹介します。

タックルボックスの正面から見て左側の側面に2つ設けてあります。
釣りに行く時は、何時も最低でもタックルを2セット持って行きますので、2箇所設けました。

大事なポイントがあり、ドカットのハンドルがぶつからないように、本体から離して取付ける必要がありますので注意して下さい。

塩ビ管の頭部の外側と内側には、薄いスポンジ状の隙間テープを貼って、ロッドに傷が付かないようにしています。(ボロボロですが。)

ドカットのハンドルと干渉しないようにするため、角材を本体に取付けて、それにロッドスタンドをセットしています。
本来は長い角材を2段取付ければ良かったのですが、DIYで余った木材は短い奴しかなかったので、このようにしました。

樹脂製サドルバンド(白色のやつ)を使って、角材に固定しています。
また、ロッドスタンドの底のキャップには穴を開けておき、しぶきが掛かったりしても水が抜けるようにしてあります。
現在発売されている、リングスターのドカットシリーズ D-4300 BB RH/D-4300 GB/BK RH には、ロッドスタンドが最初から1本付属されているみたいです。
また、オプションで購入すると、4本までロッドスタンドを設置出来るみたいですので、カスタマイズが面倒だという方にはおすすめです。

ロッドスタンド使用材料
●塩ビ管 VU40 L=35cm 2本(ロッドスタンド)
好みにより塗装(今回は黒く塗装)
ホームセンター等で1m単位で売っていますし、希望の寸法に切ってくれます。
VP40の場合、ロッドのバット部分が入らない可能性が有るので注意。
●塩ビキャップ VU40用 2個(スタンドの底)
●樹脂製サドルバンド 4個(塩ビ管固定用)
●角材 45mm 25cm程度 2本
●緩衝材(隙間テープ)
●ボルト他 適宜
使用工具
●本体穴開け
ドライバードリル or インパクトドライバー(穴開け用)
無ければキリなどでもOK!
●ドリル(木工用 or 鉄鋼用)
無ければキリで大丈夫。
●ボルト等締め付け
ドライバードリル or インパクトドライバー
無ければドライバーセットでOK!

滑り止め
船が揺れたりしても滑らないよう、底に滑り止めを付けてあります。
これは意外と重要な事で、そのままだと簡単に滑って動いてしまい、最悪は他のタックルボックスにぶつかり、迷惑をかけてしまう恐れがあるため、これは必須と考えて下さい。
現在リングスターから発売されているドカットシリーズのフィッシングボックスには、滑り止めのゴムが付属してあるみたいで、自分でボンドなどで貼付けることが出来るようです。

私も熱いゴム板を買って、ボンドでくっつけようかとも思いましたが、剥がれてしまうような気がしたので、ホームセンターで売っている市販の滑り止めを取付けました。

タックルボックスの底の、取付ける部分にドリルで穴を開け、滑り止めを下からセットします。
開けた穴から海水などが入り込むのでは?と心配する方もいると思いますが、ゴム製の滑り止めが底に密着するので、水の侵入は一切ありません。


内側に飛び出たボルトにナットを取付け、プライヤー等で締め付けて完了です。
これを付けた事によって、揺れる船上でも全く動くことはありませんので、何の心配も無く置いておくことが出来ます。
滑り止め使用材料
●滑り止め(ゴム製) 4個 or 6個
使用工具
●本体穴開け
ドライバードリル or インパクトドライバー(穴開け用)
無ければキリなどでもOK!
●ドリル(木工用 or 鉄鋼用)
無ければキリで大丈夫。
●ボルト等締め付け
ドライバードリル or インパクトドライバー
無ければドライバーセットでOK!

蓋のストッパー
ドカットの蓋は、開けるとそのまま反対側に倒れてしまい、閉める際に大変ですので、95度?くらいのところで止まるようにしました。

だいたいこんな感じで蓋が止まるようになっています。
見た感じ、角度は95度に見えませんか?

このように、蓋と本体を細いワイヤーで繋ぎ、倒れないようにしています。


蓋のリブにU型のクリップを取付け、それにワイヤーを取付けて止めます。

本体側もU型クリップを本体に取付け、それにワイヤーを取付けて止めています。
ステンレス製のものを探せなくて、やむなく亜鉛メッキのものを使ったので、長年使っているうちに錆びてしまいました。

正面から見るとこんな感じになります。
このカスタマイズはやって正解でした。
最近発売された同社のフィッシングボックスのD-4300シリーズは、蓋が途中で止まるようになっているみたいです。
やはり、蓋の開き方に関して、要望があったのではないかと思います。
蓋のストッパー使用材料
●細いワイヤー L=25cm 1本
●U字クリップ サイズ適宜 2個
使用工具
●本体穴開け
ドライバードリル or インパクトドライバー(穴開け用)
無ければキリなどでもOK!
●ドリル(木工用 or 鉄鋼用)
無ければキリで大丈夫。
●小さなラジオペンチ等
クリップ締め付け用。
蓋の開閉用取っ手
ドカットシリーズには、蓋に取っ手などが付いていないので、開ける際に何かと不便だったので、ホームセンターで売っている木製のつまみを前後に付けています。

これによって開閉がスムーズになりました。
特に問題が有る訳ではないのですが、ちょっとだけ出っ張っているので、もう少し低いつまみが良かったかなと思っています。
普段使う事が多い手前のつまみが、いつの間にか擦れてしまい、塗装が剥がれているのが分かります。
それだけ使う頻度が多いという事の表れです。

蓋に穴を開け、つまみに付いているボルトを差し込み、ナットで固定しています。
しっかりと締め付けることで、水漏れなどは起きません。
開閉用取っ手使用材料
●取っ手(つまみ) 2個
個人の好みでOK!
使用工具
●本体穴開け
ドライバードリル or インパクトドライバー(穴開け用)
無ければキリなどでもOK!
●ドリル(木工用 or 鉄鋼用)
無ければキリで大丈夫。
●小さなラジオペンチ等
ナット締め付け用。
ジグスタンド
カスタマイズというほどではありませんが、100円ショップのペンスタンドを利用して、ジグスタンドとして使っています。

こんな感じでタックルボックス内に収納しています。
立てて収納出来るので、取り出しやすくて使いやすいです。

ペンスタンドごとにジグの種類などを分けて収納出来るので、探しやすくて便利です。
写真にはありませんが、ペンスタンドの底にはゴムのシートを貼っていますので、中で動き回る事もありません。


100円ショップのペンスタンドを、こんな感じに繋いで収納しています。
左側のスタンドは後付けしたもので、同じものが無かったので止む無く別のものを利用しました。

ペンスタンド同士の接続は結束バンドを利用して行っています。
長年使っているので、錆が出てきていますし、塗装がボロボロと剥がれてきていますので、そろそろ替え時かなと思っています。
ジグスタンド使用材料
●ペンスタンド(100均製) 数量適宜
鉄製、プラスチック製 任意
●結束バンド(細) 100均製
●滑り止め用ゴム板 100均製
●ボンド 滑り止め用ゴム板接着用
ペットボトル&プライヤーホルダー
以前は、このタックルボックスにもペットボトルホルダーとプライヤーホルダーを付けてありましたが、あちこちぶつけたりして壊れてしまいました。

この写真の位置に取付けてありましたが、今gはその名残のボルトが残っているだけです。
100円ショップのペンスタンドをプライヤーホルダーとして、同じく100円ショップの自転車用ペットボトルホルダーを改造してペットボトルホルダーとして取付けてありました。
再び取付ける事は可能ですが、また同じように直ぐに壊れてしまいそうなので、何か別のものが利用できないか100円ショップやホームセンターを見ながら検討中です。
ペットボトルホルダー使用材料
●ペットボトルホルダー 100均製 1個
当初は自転車用のものをボルトで固定。
●ボルト&ナット 適宜
プライヤーホルダー
●ペンスタンド 100均製 1個
使用工具
●本体穴開け
ドライバードリル or インパクトドライバー(穴開け用)
無ければキリなどでもOK!
●ドリル(木工用 or 鉄鋼用)
無ければキリで大丈夫。
●小さなラジオペンチ等
ナット締め付け用。

大きさなどの使用感
今回ご紹介したD-4700RBは、ジギングとカレイ釣りを同時期に楽しめるようにと思いカスタマイズしたものですが、ジギングだけだと少し大き過ぎると感じる時があります。
基のサイズが、465(L)×333(W)×322(H)で、それにロッドスタンドを取付けるとさらに大きくなり、船に積み込む際にあちこちぶつけてしまい、結果ペットボトルホルダーが壊れてしまいました。
十数年経過していますので、本体のハンドルなども取れたりしないか心配ですので、もう一回り小さいドカットシリーズに替えて、再びカスタマイズしようかなと考えたりしています。
しかし、この大きさが安定感に繋がっていますし、揺れる船上でも、また実際に座った時の安定感も抜群ですので、これはこれで代えがたいなと思ったり・・・。
もう少し考えてみようと思いますが、仮に買い替えてカスタマイズする場合は、そのカスタムの様子を記事にしようと考えていますので、その際はよろしくお願いします。

カスタマイズのまとめ
今回は、Yobo爺が十数年前にカスタマイズし、現在も使用している、リングスターのドカットシリーズ D-4700RB のご紹介でしたが、いかがですか?
今回ご紹介したカスタマイズは、誰でも出来る非常に簡単なものですし、材料もホームセンターで簡単に手に入るものですので、タックルボックスの購入等を検討している方は、是非参考にして下さい。
また、YouTubeなどを見ると、さらに凝ったカスタマイズをしている方もいますので、「自分はもっとこうしたい。」と言う方は、そちらも参考にしてみて下さい。
素晴らしいタックルボックスがたくさん発売されていますが、自分の手でカスタマイズした世界で一つのタックルボックスをお供に、釣りに出掛けてみてはいかがですか?
それではまた!
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