これから始めるスロージギング。リールのギア比の選択について。

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。


 今回は、スロージギングに使用するベイトリールのギア比はどれを選べば間違いないのかご紹介したいと思います。

 リールのギア比はラインの巻取りスピードや巻上げる力などに影響する非常に重要な要素となります。

 また、リールは非常に高価なアイテムですので、買ってから「失敗した!」とならないよう、リールのギア比はどれを選べば間違いないのかご紹介して行きます。

 それでは始めます。

目 次

スロージギングにはハイギアがおすすめ

 先に結論を言いますと、スロージギングには ハイギア(XG) をおすすめします。

 ネットの記事などを見ると、ハイギアがおすすめとかローギアやパワーギアがおすすめとか、様々な意見が見られますが、Yobo爺の意見としてはハイギアが適しているという事です。

 ハイギアやミドルギアそしてパワーギアなどの特徴などを見て行きながら、何故スロージギングにはハイギアがおすすめなのかをご紹介して行きたいと思います。 

ギア比とは

 そもそも、ギア比とは何なのかご説明します。

リールのギア比とは

 リールのギア比とは、ハンドルを1回転させた時にスプールが何回転するかを示す数値となります。

 仮にギア比が5.0であればハンドル1回転でスプールが5.0回転するという事になりますし、ギア比が6.5であればハンドル1回転でスプールが6.5回転するという事になります。

 ちなみにこの写真は、Yobo爺が使っているDaiwaソルティガIC 300HL-SJ で、リールに表示されているようにギア比は7.3ですので、ハンドル1回転でスプールが7.3回転するという事になります。

 ちなみによぼ爺は、右利きですが左ハンドルを使用しています。
 このハンドルに関しては、後日別の記事でご紹介したいと思います。

 以上の通り、ギア比が高いほどスプールの回転数が増えますので、ハンドル1回転のラインの巻き取り量が長くなるという事になります。

 しかし、同じギア比のリールでも、スプールの径によって巻き取り長さは変わり、小さければ巻取り長さが短くなり、径が大きければ巻取り長さは長くなます。

 ただし、スプールの径が大きければ必然的にリールも大きくなり、パーミングなどがしずらくなりますので、各メーカーともにバランスを考慮して設計しているものと思います。

ギア比の種類

 メーカーによってギア比の表現の仕方は違いますが、ベイトリールのギア比は大きく分けて、ローギア、ノーマルギア、ハイギアの3種類になりますので、それぞれの特徴について紹介します。

ローギア(PG)

 ローギアとは、一般的にギア比が5.0以下のものを指します。

 Shimanoオシアコンクエストの場合は300PGのように最後がPG(パワーギア)という表示になっていて、DaiwaのソルティガICの場合は100Pのように最後がP(パワー?)という表示になっています。

 2機種ともにギア比は5.0以下の4.8となっています。

 何故Low(ローギア)と表現せずPG(パワーギア)と言う表示になっているかと言うと、ギア比が低い分巻上げの力は強くなるためこのような表現になっていると思われます。

 それではPGのメリット、デメリットについてご紹介します。

 

PGのメリット

●巻上げの力が強い。
●軽い力でハンドルを回すことが出来る。

PGのデメリット

●巻上げスピードが遅い。

 PGの特徴は以上の通りとなります。

 ネットでは、巻上げの力が強いので大物釣りに適しているとか、深海などで重い仕掛けを使う釣りに適しているなど、またスローな誘いをするスロージギングが適しているなど、いろいろ書かれています。

 しかし、巻き上げ速度が遅いため、様々な誘い方をする必要があるスロージギングでは応用が利かず、必ずしも適しているとは言えないと個人的には思います。

 PGが得意とするのは、一定の速度でゆっくりと誘いを掛けるタイラバなどに適していると思います。

ミドルギア(ハイギア)

 ミドルギア(ハイギア)は、リールのギア比としては中間的なギア比で、だいたい6.0以上~7.0未満のリールの事を言います。

 Shimanoオシアコンクエストの場合は 300HG という最後がHG(ハイギア)と表示されているもの、DaiwaのソルティガICの場合は300というように最後に表示が無いのがミドルギアになります。

 ハイギア(ミドルギア)の特徴としては、PGとこれから紹介するXG(エクストラハイギア)の中間的な位置付けとなり、巻き上げ速度と巻上げる力のバランスに優れたリールと言えます。

 どのような釣りに適しているかと言えば、スロージギングはもちろん、どのような釣りも無難にこなせるリールと言えるのではないでしょうか。

ハイギア(エクストラハイギア)

 ハイギア(エクストラハイギア)は、一般的にはギア比7.0以上のリールの事を言います。

 Shimanoオシアコンクエストの場合は300XG(エクストラハイギア)のように最後がXG(パワーギア)という表示、Daiwaのソルティガ300の場合は300Hのように最後がH(ハイギア)という表示になっています。

 それでは、HG(XG)のメリット、デメリットをご紹介します。

 

HG(XG)のメリット

●ラインの巻取りが早い。
●手返しが早い。
●巻取りスピードを調整しやすい。

HG(XG)のデメリット

●巻上げ力が弱い。

 以上がHG(XG)の特徴です。

 PGの場合は、普通に巻いても巻き上げが遅いので、早く巻き取りたい時はハンドルを早く巻く必要がありますが、早くハンドルを巻くのは意外に大変です。

 しかしHG(XG)の場合は、普通に巻いても巻き上げが早いため、ゆっくりとした巻上げスピードで誘いを掛けたい場合は、ハンドルをゆっくり巻くだけで済みます。

 様々なアクションを行うスロージギングの場合には、様々な巻上げスピードでいろんなジグアクションを演出できるHG(XG)が適しているという事になります。 

 

ギア比のまとめ

 これまでローギア(PG)、ミドルギア、そしてハイギア(HG、XG)の3種類のギア比についてそれぞれご紹介してきました。

 でも、HG(XG)は巻上げ力が弱いのでは? とか、大物が掛かった時は巻上げられないのでは? という疑問が残ると思います。

 確かにHG(XG)は、巻上げ力が弱いと説明しましたが、あくまでもPGと比べると弱いという事であって、実際に巻き比べてみても明らかに巻上げ力が違うという感覚はありませんでした。

 これは、もともとベイトリールそのものが巻上げ力が強いため、その差を感じなかったのかもしれませんが、むしろPGの巻上げの遅さの方に驚いたことを覚えています。

 確かに最大ドラグ力もPGのほうが高いので、大物とのファイトの際には楽かもしれませんが、魚を掛けるまでの事など、スロージギング全体を考えると、HG(XG)のほうがメリットが大きいと思います。

 また、Yobo爺は実際にHGのリールを使っていますが、今までHGだから魚を獲れなかったとか、PGだから巻上げられなかった、というようなことは今までありませんでした。

 という事で、これからもスロージギングにはHG(XG)のリールを使い続けると思いますし、皆さんにもおすすめします。  

まとめ

 今回は、スロージギングに使用するベイトリールのギア比についてのご紹介でしたが、いかがでしたか?

 スロージギングには、ハイギヤ(HG)や XG(エクストラハイギア)がおすすめとなりますが、あくまでもYobo爺の考えですが、間違ってはいないとも思っています。

 今回のこの記事をリールの選択、そして購入の参考にして下されば幸いです。

 次回は、リールのカウンターについてご紹介したいと考えていますので、お楽しみに。

 それではまた!

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目 次