スロージギングの釣果アップ!メタルジグの断面形状の違いと使い分けを解説

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 スロージギングで安定して釣果を出すためには、「重さ」や「長さ」だけでなく、メタルジグの「断面形状」を理解することが非常に重要です。

 それは、ジグがフォールする際、海中でどのような姿勢をとり、どう水を押し退けているのか、その全てを決定づけているのが「断面形状」だからです。

 しかし初心者の方にとっては、「どの形状を選べばいいのか分からない」というのが正直なところではないでしょうか。

 この記事では、代表的なメタルジグの断面形状ごとの特徴と、それぞれが効果を発揮する状況や使い分けを、実釣を意識して分かりやすく解説します。

 形状の違いを理解することで、あなたの釣果は確実に変わります。 

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目 次

ジグの断面形状の種類

 ジグの断面形状の主な種類は、

 ・ラウンド&オーバルタイプ(丸型&楕円)
 ・フラットタイプ(平型)
 ・セミフラットタイプ(ハーフフラット)
 ・アシンメトリータイプ(非対称)
 ・スクエアタイプ(四角)

 以上の5種類になり、それぞれの形状によって以下の性能が変化します。

 ・フォールスピード(沈む速さ)
 ・水の受け方(抵抗)
 ・スライド幅(横方向の動き)
 ・フラッシング(光の反射)

 つまり、断面形状は「ジグの動きの性格そのもの」と言っても過言ではありません。

 様々な状況に応じて適切に使い分けることが、釣果アップの大きなカギになります。 

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ラウンド&オーバルタイプ(丸型&楕円)

 「ラウンドタイプ」や「オーバルタイプ」とは、断面が円形、もしくは楕円形で、見た目が棒状のジグです。

 丸もしくは楕円の断面形状のジグは、イメージとしては種類が多いように思いますが、実際にはあまり見ない形状で、どちらか一方が平らになっている場合が多くなっています。

 持っているジグを全て見てみましたが、その中で唯一楕円に近い?というものがありますので、参考のために載せておきます。

 シーフロアコントロールのロングとセミロングの中間的なジグである「S-レジェンド」です。

 実際には楕円ではなく、角に丸みを持たせた変形4面体のジグになります。

ラウンド&オーバルタイプの特徴と使い方

 「ラウンド&オーバルタイプ」の特徴と、有効な状況等についてご紹介します。

ラウンド&オーバルの特徴

◆ フォールスピードが比較的早いものが多い。
◆ 早い潮流に対応できるものが多い。
◆ スライド幅は小さくアクションが直線的なものが多い。
◆ 安定したフォールでコントロールしやすいものが多い。


ラウンド&オーバル有効な状況

◆ 潮流が速い場合
◆ 二枚潮などの複雑な潮流の場合。
◆ 活性が高く、素早い動きに反応する魚
◆ 深場を狙う場合。

 純粋なラウンド&オーバルタイプのジグは、そのままの形状だとジグのアクションが単調になってしまうため、実際にはほぼ存在しないと思われます。

 基本的に片面がフラットなものや、何らかの変化が付いているものばかりですし、そうする事により独自のアクションを演出しているものと思います。

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フラットタイプ(平型)

 「フラットタイプ」は、幅広で、両面が平たい断面のジグで、ショートジグに多い断面のジグで、ヒラヒラとスライドするものや、バタバタとした強いフラッシングでアピール力の強いもの等があります。

 このジグは、ネイチャーボーイズの「スローライダー」と言う鉄製のジグで、左右対称の平たいジグになります。

 あくまでもYobo爺の乾燥ですが、根魚に非常に有効なジグです。

フラットタイプの特徴と使い方

 フラットタイプの特徴や有効な状況についてご紹介します。

フラットタイプの特徴

◆ 水の抵抗が大きく、フォールが比較的遅いものが多い。
◆ 潮流に流されやすいものが多い。
◆ 二枚潮などの潮流が複雑な場合は、底を取れない場合がある。
◆ 大きく横にスライドするするものが多い。


フラットタイプが有効な状況

◆ 潮流が緩い場合。
◆ 魚の活性が低く、ジグをじっくりと魚に見せたい場合。
◆ 特に根魚に有効。
◆ ショートのフラットタイプはベイトが小さい場合に有効。

 フォールで食わせる「スロージギングの本質」を体現したようなタイプであり、特に食い渋り時には強力な武器になります。

 左右対称な両面フラットのジグもほとんど存在してなくて、持っているジグを探してみても紹介した「スローライダー」だけで、ほとんどが左右非対称のものばかりです。

 やはり独自のアクションに仕上げるために、片側に何らかの変化を付けたものが多くなっていますが、そういう意味ではネイチャーボーイズのジグは貴重な存在かもしれません。

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セミフラットタイプ(ハーフフラット)

 片側がフラットで、もう片方が膨らんでいたり変形していたりするジグで、セミロングやショートジグに多い断面形状のジグです。

上がダイワのショートジグ、「ソルティガ ジャイブチョッパー」で、下がディープライナーのセミロングジグ、「スパイ-C」になります。

 写真を見ると片面がフラットなのが分かると思います。

セミフラットタイプの特徴と使い方

 セミフラットタイプは、ラウンドとフラットの中間的な性質を持つバランス型のジグです。

セミフラットタイプの特徴

◆ 適度なフォールスピードを持つ。
◆ 程よいスライド幅を持ったものが多い。
◆ 安定したフォール姿勢によりコントロールしやすい。
◆ フラッシングとナチュラルさのバランスが良い。


セミフラットタイプ有効な状況

◆ 潮流が緩い場合。(フォールが遅いものを使用)
◆ 潮流が速い場合。(フォールが早いものを使用)
◆ 幅広いターゲットを狙う場合。
◆ 状況が分からない場合のパイロットジグとして使用。

 持っているジグの形状を見てみると、このセミフラットタイプのジグが一番多かったです。

 これはYobo爺の好みによるところもあると思いますが、どのような状況でもコントロールしやすいのと、いかなる状況でも無難にこなしてくれるからではないかと思います。

 特に、セミフラットタイプのセミロングジグは非常に使いやすく、販売されている種類も多いため、自分の好みのジグを見つける楽しみもありますし、個人的には絶対に外せないジグでもあります。

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アシンメトリータイプ(非対称)

 「アシンメトリー」とは、左右非対称の断面形状のジグで、独特のフォルムをしものが多いジグです。

 その形状ゆえ、スライドやフォールアクションもイレギュラーな動き演出し、魚の反応を引き出します。

 代表的なアシンメトリータイプのジグの写真です。

 シーフロアコントロールの「レクター」と言うジグで、非常に変わった形状のジグです。

 使っているジグの中でも一番フォールが遅く、潮が緩くて魚が喰い渋る場合などに出番が多いジグです。

アシンメトリータイプの特徴と使い方

アシンメトリータイプの特徴

◆ フォール時にイレギュラーな動きをするものが多い。
◆ フォールが遅いものが多い。
◆ フォールアクションが独特なものが多い。
◆ イレギュラーな動きでリアクションバイトを誘発する。


アシンメトリータイプ有効な状況

◆ プレッシャーが高い状況。
◆ 魚の活性が低く、喰い渋っている場合。
◆ リアクション狙いの場合。

 パターンにハマると爆発力がありますが、使いこなすには少し慣れが必要な上級者向けの側面もあります。

 特に根魚の活性の低い場合には試す価値のある形状のジグだと個人的には思います。

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スクエアタイプ(四角)

 「スクエアタイプ」とは、四角形や長方形の角が立っている断面形状のジグで、青物狙いのロングジグに多いように思います。

 次の写真は、Shimanoの「スティンガーバタフライ スピードスラッシャー」というスクエアタイプの青物狙いのジグになります。

 写真では分かりずらいですが、断面はちゃんとした四角と言うわけではありませんが、特徴である角が立っている代表的な形状のジグになります。

スクエアタイプの特徴と使い方

スクエアタイプの特徴

◆ キレのあるスライドやフォール。
◆ ジャークに対して鋭敏に反応する。
◆ フォールが早い。


スクエアタイプが有効な状況

◆ 潮流が速い場合に有効。
◆ フォールの早さを活かした深場狙い。
◆ 青物狙い。

 青物を専門に狙う場合は必須のジグですが、根魚から青物まで幅広く狙うには適さないと言えます。

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断面形状の比較

 ジグの断面形状の違いによる特徴を以下の表にまとめましたのでご覧下さい。

釣り場の状況などラウンドフラットセミフラットアシンメトリースクエア
潮流が速い場合
潮流が複雑(二枚潮など)
潮流が緩い場合
深場狙いの場合
ベイトが大きい場合
ベイトが小さい場合
青物狙い
根魚・底物狙い
活性が低い場合
じっくりとジグを見せたい場合
状況が分からない時のパイロットジグ
根魚から青物まで広く狙いたい場合
リアクションでバイトを誘発

 この表を見ると分かると思いますが、潮流が早かったり二枚潮など複雑な流れの場合には、フォールの早い「ラウンド」や「スクエアタイプ」のジグが一般的には適しています。

 潮流が緩い場合には、フォールが遅い「フラットタイプ」や「アシンメトリータイプ」のジグが使いやすいと思いますし、じっくりと魚にジグを見せることも出来ます。

 また、「セミフラットタイプ」は全ての状況に対応出来るバランスに優れたジグで操作性も高いため、釣り始めの状況が分からない時のパイロットジグとしても活躍します。

 初心者の方に先ず揃えて頂きたいのが、セミフラットタイプのジグになります。

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まとめ

 ジグの断面形状は、水の中での「意思表示」です。

 現場の潮の強さ、ターゲットの活性、そして狙いたいレンジに合わせてこれらの形状を使い分ければ、釣果はより安定します。

 ぜひ次の釣行では、「今の状況なら、どの断面形状が最も魚にアピールするか」を考えながら、ローテーションを楽しんでみてください!

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